スエーデンのスポーツブラ事情

ここ2,3年前からスエーデンは空前のスポーツジムのブームが続いている。10代~30代にかけてのいわゆるスポーツ能力が最大限に発揮される年代の人々だけでなく、文字通り、老いも若きも – シニア世代からキッズまで、あらゆる年齢層の人々がジムに通い体を動かすことに励んでいる。ジムがこれだけ人気を博している大きな理由の一つは冬の期間が長いという天候が大きく影響しているのは言うまでもないし、社会的問題にもなっている疾患 – アルツハイマー、糖尿病、肥満等への恐怖感がジム通いに駆り立てている。
ジムに関しての記事はまた別の機会で取り上げるとして、今回はジムで運動に励む女性にとって気になるグッズ、「スポーツブラ」についての記事。boob1

 

スポーツをする女性にとって専用のスポーツブラを身に着けるかどうかは、ランニングのような激しい上下運動をする人と、ヨガのようにゆったりとした動きの運動をする人とではスポーツブラへの関心も大きく異なる。更衣室で皆どういうブラを身に着けているのか何気なく見ていると意外と無頓着な人が多いのがわかる。機能重視でサポート効果の高いスポーツブラはデザイン重視のスポーツブラや普通のブラに比べて価格が割高であるのも一つの理由だろう。しかし一度自分にピタリと合うスポーツブラを見つけると、特にランニングやボクシングなど上半身が大きく動く激しいスポーツをした時、そのサポート力には驚かされる。
運動によるバストの揺れと垂れは万国女性共通の悩みである。そんなスポーツウーマンたちの大きな助けとなるスポーツブラ、スエーデンには優れたメーカーがある。ここではその内、特に人気のある3社を紹介したい。

カサール (Casall) : ケトルベルやジムボールを始め幅広くスポーツグッズを取り扱うスポーツメーカー、カサール。このメーカーのブラは奇抜なデザインや色でユーザーを惹きつけるのではなく、スポーツの動きレベルに合わせた幅広い品揃えで人気が高い。ジャンプしても走っても「揺れない」その効果は実感済み。スポーツブラ選びのガイドサイトはこちら。http://casall.se/sports-bra-guide

ステイインプレイス (Stay in Place): メーカーのネーミングがいい。「収まるところに収まる」という意味、まさにドンピシャである。スポーツインストラクターの職歴を持つスエーデン女性が創業した、スポーツブラに特化したメーカー。ネームロゴが目立つところに書かれてあったり、ショッキングピンクやブルーなど色で勝負といった感もある。スッキリしたデザインで下着っぽくないのも良い。ブラのバリエーションはこちら。http://www.stayinplace.se/sv/artiklar/sport-bh/

ブーブ (boob):アクティブな女性にとって、授乳期間中であっても体力作りのためのスポーツは欠かせないもの。マタニティー衣料のメーカー、ブーブが出しているスポーツブラは胸の上部にあるフックでカップ部分を開閉し授乳できる画期的なブラである。boob2
米国の PTPA (保護者の立場から商品テストをする団体)で受賞済みの優れモノである。http://www.boobdesign.se/produkter/gravid-amning-activewear/fast-food-sport-bh-svart-s

胸だけでなく気分もリフトアップしてくれるお気に入りのスポーツブラを見つけ、スポーツは楽しんでやりたいものだ。

出産後の運動も楽しみたい。

出産後の運動も楽しみたい。 boob

 

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